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コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: ⑨テレビを見ながらリスニングスキルを身につけましょう!

役員面接で役員達はなるべく表情を見せないようにします。
ことさらにフレンドリーにふるまって、受験生を油断させる人も居ます。しかし面接官も人間なので、表情が出てしまう事があります。それをみなさんも「リスニング」する訓練をコロナ自宅待機中にする方法があります。

コロナ自宅待機中にできる事は就活ノウハウ本を読むか、テレビを見る事でしょう。
バラエティーの「ひな壇でいじられる芸人」、ニュースの「コメントを言うゲスト」の表情、仕草、目つきを「リスニング」してみましょう。芸人が「素になる」瞬間等、面白い事に気づきますよ。

分かり易い「素の状態」を表す仕草は「目が泳ぐ」「視線が固定される」です。
いつも笑顔の芸人。「怒った口調でつっこみ」をしても決して本気で感情的にならない芸人。こんな彼らの「目が泳ぐ」「視線が固定される」時、どんな心理状態でしょうか?

「不安」「恐怖」「びびった」「何が起こったか分からない」「対応できない」状態です。「どっきり」等でよく見られますね?

ニュースのコメンテーターがコメントを求められた時「体を少し揺らす」「デスク上で組んでいた手を組み直す」「一呼吸置いて『そうですね』と言う」。
これらはどんな心理状態と思いますか?間違いなく「緊張」していますね。「このコメントに自信がない・イマイチ」の時です。

ではこの事例はどうですか?
採用面接官がそれまであなたの目を見ていなかったのに、急にこちらを見ました。しかもあごに置いていた手を外して机の上に置いた。

この仕草にはどんな感情が考えられますか?そうですね!人は興味のある話になった時、それまでの姿勢を変えます。

今いくつか事例を挙げましたが「どれもあたり前。それくらい知っている」とあなたは言うかもしれません。
しかし、人は相手の心理を「感じ」てはいますが「ぼんやりと」「ヒア」しているだけで、理解していない事がとても多いのです。「しっかり気づく事」が相手の感情・心理を「リスン」した事になるのです。

面接官の感情、心理を読み取れるようになったら、あなたの答えや対応は「相手の望むもの」になります。
これがリスニングスキルです。コロナ自宅待機中にテレビを見ながら「ヒア」ではなく「リスン」して芸人やコメンテーターの心理・感情を探ってみましょう。力がつきます!

 

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