コロナ自宅待機中の就活生のみなさん： ㊷「聞き上手」は、正しくは「しゃべらせ上手」です。
コロナ自宅待機中の就活生の皆さん。
皆さんが採用面接を怖がる理由に「話し下手」があるようです。それについては、全く気にする必要はありません。
「話し上手な人」に対して、よく「聞き上手」という言葉が使われますが、正しくは「しゃべらせ上手」です。これもレコグニションスキルです。
ある営業部役員と同行しました。
50歳になる前に役員になった彼は優秀なのだろうな、と思っていましたが普段からほとんど喋らない方で、その上「無表情」で何を考えているのか分かりません。どんな営業をするのだろうか、と私は興味津々でした。
この無表情な役員が商談相手と会ったとたん、笑顔に変わりました。しかし商談では挨拶程度で、ほとんど喋りません。営業担当者にしっかり喋らせています。
しかし一度彼が営業担当者のフォローに入ると、相手がたくさんしゃべる事に驚かされました。
この役員は、私がアメリカで学んだ営業スキル「プローブで相手に喋らせる」を実践していました。
しかし彼がアメリカで営業を学んだ経験はなく、彼が編み出した「彼独自のスキル」だったのです。相手は彼の巧みな誘導でどんどん喋ります。
外資系のトップ営業マンが使って居るこれらのスキルについては、「3000人の営業同行の現場から」（Amazon電書籍Kindle。税込み各1,100円）にてお伝えしています。パート1は営業スキル、パート2はコーチングが中心に記されています。「Kindle Unlimited（読み放題）」を選択されている方は、無料でお読み頂けます。
