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コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: ㊴採用面接では「精神的な強さ」もチェックされます

コロナ自宅待機中の就活生の皆さん。

採用面接に立ち会う面接官は、最初のうちは先輩、総務課長レベルですが、面接の段階が上がってくると部長、役員になってきます。
当然それぞれの面接スキルも、学生に求める条件も変わってきます。総務部長と営業部長では明らかに違います。

採用面接にあたって今日の面接者の肩書が事前に伝えられる時と、全くの「覆面面接官」の場合があります。相手の肩書が分かれば対応可能です。
肩書は違っても全ての面接官に共通する条件があるとすれば、「即戦力として使えるか」でしょう。

実際に即戦力というのは、中途社員でなければ難しいので、新卒の場合「社会人としての成熟度」「地頭の良さ」を面接官はチェックします。社会的成熟度は、皆さんも就職センターで徹底的に訓練されている事と思いますが、少し追記します。

社会的成熟度は「社会人としてのマナー」「敬語」など「大人の振る舞いができる」は当然として、前にお伝えした「ファシリテーターとして働く」「周りの人々を巻き込んで結果を出す」等、組織に貢献できるかを採用面接でチェックします。

採用面接では「精神的な強さ」もチェックします。

どの組織にもパワハラ・モラハラ・いじめは大なり小なり存在します。少々のプレッシャーにへこたれない精神力を持っているかを見る為、あえて厳しい言葉や顔つきで面接する事もあります。

採用面接で百戦錬磨の役員の意地悪なプレッシャーに耐えるのは大変です。
私の就活時代には、あえて学生が頭に来るような言い方をする役員がいました。「今回のグループは全然ですな」「なんとも覇気がないグループだな」等と言うのです。

こういう時はしっかりと相手の表情、仕草をよくリスニングしましょう。
採用面接は面接官も必死で優秀な学生を見極めようとしています。役員達のその心理を頭に入れた上で観察するのです。「全然だめだな」等と言うのは、ゆさぶりです。

役員の方はゆさぶりをかけられた学生の反応を慎重に観察しています。難しい質問をした時の反応も見ています。
いくら学生に対してでも、初対面の人に「全然だめだな」等と言うわけがありません。ゆさぶりに動揺したらこちらの負けです。

 

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