Coaching

コーチング事業

部下の人生に関心を持つ事でパワハラ・モラハラを無くす⑤

今の若い世代は「私生活中心の人生」です。
昭和世代の上司は「会社中心の人生」ですから部下の働きぶりを否定し、つらく当たりがちです。この心理背景がパワハラ・モラハラにつながります。

若い世代の価値観を変えようとするより、彼らから信頼を得るようにしてはどうでしょうか?

とは言え、部下に媚び、無理に彼らの価値観を受け入れる必要はありません。今までの管理スタイルを変えるのも難しいでしょう。
行うのは、ただ一つ「部下の人生に関心を持つ」事で、部下の価値観をレスペクトできるようになり、部下からの信頼を得られます。双方の理解が深まり、仕事がスムースに進みます。

「部下の人生に関心を持つ」とは、何をすればよいのでしょうか?

部下の家族構成は?子供は何人で何才か?伴侶の出身地は?部下の人生目標は?休みには何をして過ごしているのか?など、部下に関心を持てばもっと部下について知りたくなります。
心底から関心を持って聞いてくる上司に、部下は「プライバシーの詮索だ」と警戒する事はありません。

部下の人生を知るようになると、彼らをもはや「部下」でなく「一緒に成果を上げてくれる仲間」と感じるようになります。彼らの生活の背景を知る事で、もっと互いの信頼を深める事が出来るようになります。

こうなると「部下の人生をより良くしてあげるには何をすればよいか?」を考えられるようになります。
相性の悪い部下も居るでしょうが、このようにしていると、どんなに仲が悪い部下でも「この上司は私に関心を持ってくれている」と感じ、心を開くようになるのです。

外資系のトップ営業マンが使って居るこれらのスキルについては、「3000人の営業同行の現場から」(Amazon電書籍Kindle。税込み各1,100円)にてお伝えしています。パート1は営業スキル、パート2はコーチングが中心に記されています。「Kindle Unlimited(読み放題)」を選択されている方は、無料でお読み頂けます