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2019.07.13コーチングスキル関連

パワハラ・モラハラをなくすコーチング術

30数年前にアメリカで営業研修を受けた時に、「パワハラ・モラハラをしないで部下を育成する方法」について学びました。
帰国して営業現場を見て回ると、上司のみなさんが行っているコーチングはほとんどが「一方的な 評価、説教、指摘、叱責 」です。部下の方に研修でお尋ねしてもみなさん「その通りだ」と言います。これでは部下は緊張してしまいます。
全てがパワハラ・モラハラになるとは思いませんが、部下によっては不快に感じる人もいるのでは、と感じることがあります。

日本では士農工商時代の身分制度の文化が残って居て、組織内の「上司と部下」には強い上下関係があります。そのため部下は上司の言う事に逆らえないので、上司はどうしても「自分は部下より偉い」と勘違いしてしまうのかもしれません。
もちろんアメリカにもそういう上司はたくさん居て、パワハラ・モラハラは存在します。それでもフランクな人間関係が基本ですので、コーチングは日本のそれとはかなり異なります。

「アメリカのものは何でも良い」と言うつもりはありませんが、少なくともパワハラ・モラハラの撲滅に関して、アメリカでは何年も前から取り組みがなされており、実践的な手法がとられています。
私が研修でお伝えしている事は、まさにその内容です。オフィスのパワハラ・モラハラについてお悩みの役員の方は、ぜひご参考になさって下さい。

「営業支援事業」の記事の中に「全ての営業マネージャーがおかしているあやまち」というチェックリストを掲載しております。一度お試しください。


これらの詳細については拙著「3,000人の営業同行の現場から ~アメリカのトップ企業が使っているのに日本では使われていない営業&コーチング・スキル実践集」 「パート1(営業編)」「パート2(コーチング編)」 に記されています。書名クリックされますとAmazon電子書籍Kindleの画面に移動します。