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コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: #107 即戦力になれなくてもすぐ転職するのはお勧めしません。

コロナ自宅待機中で新卒採用面接を受けられない、就活生の皆さん。

自分ではもう駄目だと思っても、上司や先輩は何とかなると考えているかもしれません。

私は社会人1年生の初年度は全くのダメ社員で、失敗ばかりしてしまい「詐欺だったな」と言われたほどひどい状態でした。

初年度の後半からミスが少なくなりましたが、憧れの花形営業に異動できず、事もあろうに一番苦手な経理に回されました。異動初日に「そろばんはできません」と言うと、係長から「はあ?」と呆れられました。

初年度にさんざん叱られ自信をなくしましたが、仕事のやり方を改善してミスを減らし、タイピストの女性達から「成長したね」と言われるようになり、自信をつけていた事から、そろばんの対策もできました。

当時、世に出始めた電卓を自腹で購入し、キーを見ないで使いこなせるようにしました。
さらに計算中に右手ですぐ記帳できるよう左手で打てるようにしました。印字機能があったので、数字確認も簡単にできました。

見慣れない機器でキーを見ずに計算している私を係長は、「ふざけて遊んでいる」と思ったらしく、叱られましたが、そろばんより高速で計算している」事が分かると初めてほめられ、経理で異動後即戦力になれました。

自分の性格はどんな業種に向いているかは、入社して働いてみないと分かりません。性格は変わりませんが、訓練により「行動パターン」は変えられます。ネガティブでもいつもポジティブにふるまう事は可能です。

すると性格はネガティブなままでもポジティブな雰囲気の人になります。

これは私自身の実例なので、間違いありません。

即戦力になるのは難しくても、すぐ転職するのはお勧めしません。私は不本意な異動をしましたが、おかげで新しい場所で即戦力人材とおだてられ、人生が変わったように楽しく仕事をすることができました。

皆さんの就活採用面接は、自分を売りこむ営業活動である事を改めて思い出しましょう。営業スキルをぜひAmazon電子書籍「3000人の営業同行の現場から」で学んでから就活に臨みましょう。必ず力になります。

 

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