「夢ノート」の効用:朝日新聞記事より
朝日新聞2014年12月13日の「けいざい心話」に「夢先案内酒場」という記事がありました。
大学生たちがいとなむ酒場に置かれた「夢ノート」に夢を書くと現実になる、というので書いた人たちその後のがいくつか書かれていました。
ソフトバンクの営業で成功していた31才の方は「起業したい」という思いがあり、その事を書きました。三か月後に会社を辞め、ノウハウを学ぶため今は立ち飲み屋の社員としてホールを仕切っています。
大学中退後、花やスイーツの会社を渡り歩いて来た47歳の男性もこの「夢ノート」に「独立したい」と書きました。昨年7月に独立し、企業や大学でプレゼンの仕方を教えるインストラクターになりました。
彼らはまず「自分のなりたい姿」を「夢ノート」に書くことで、ビジョン化しました。その時は何をしてそれを実現するか決めていません。しかし、彼らは何かに気がついて、今の場所にいるのです。そして単に「夢を見る」だけではなく、行動しています。
夢とビジョンは別物です。夢は何も行動しなくても誰でも見ることができますが、そこからは何も生まれません。行動した人だけが、それを実現できるのです。
このように大会社にいた人でも、仕事を転々としてきた人でも、ビジョン実現の方法は同じです。そしてその方法に従いさせすれば、短期間で次のステージへ移動することもできるのです。