Self Reliance

自立支援事業

就職活動を成功させるには?

皆さんは今「どの会社で働こう?」と色々な企業にアプローチされていることと思います。それとも「卒業までに仕事がみつかるだろうか?」と焦りを感じながらで就活をされていますか?

私が40年前に就活していた頃は、就職支援企業から4年生になると電話帳のように分厚い資料が4冊個人に送られてきました。その中に記された企業に片っぱしから履歴書を送り、返事のあったところに面接に行く、と言うやり方でした。メーカー、サービス、商社、金融と業種などお構いなしにどこにでも送りました。つまり今も昔も就活の実情は何も変わって居ないようですね。

しかし私が外資系企業で役員をしたいた頃によく見聞きしたことですが、いわゆる一流大学を卒業してきた人たちが入社2、3年すると何のビジョンもなく日々の仕事に流されているのです。

そんな彼らに「君はビジョンを持っている?」と聞くと100人のうち3人だけが持っていると答えました。しかし3人とも「会社でのビジョン」つまり「できれば役員にはなりたい」「アジアを管理する立場になりたい」などのビジョンを語っただけでした。このような人は「会社こそが人生」と思っているようですが、会社の業績が落ち込んだり、自身が出世コースから外れたらすっかり目標を見失い、落ち込んだりうつ病になったりしてしまいます。たくさんの人がこのようになるのを見てきました。

私は長らく外資系企業におりましたが、3回解雇された経験があります。本社の意向で事業部が閉鎖になったり、派閥抗争に巻き込まれたり、会社が買収されてポジションを失ったり、といった理由です。

会社を解雇されてしまう場合、「会社における自分のビジョン」しか持っていないと大変なことになります。心のよりどころを失うわけですから、どうしたらよいかわからなくなるのでしょう。

私が過ごした欧米の人々は若いうちから「企業での自分のビジョン」ではなく「自分の人生のビジョン」を持つように育てられます。もちろん、みんながそうではありません。しかしボーイスカウト活動をしている若者たちは特に前向きな人生を歩むようです。高校生になると急にしっかりした考えを持つようになります。

このあたりについて「若者が人生で成功するための『逆算の人生設計マニュアル』」に記してありますので、ご一読下さい。このマニュアルは1,080円(税込み)で販売しておりますが、まずは「お試し版」で内容をご確認下さい。