Self Reliance

自立支援事業

シングルマザーのアメリカ留学への挑戦

シングルマザーの知人が何人か居ます。

そのうち、26歳で8歳、5歳、1歳半、6か月の4人の男の子が居る方は大変な生活をしています。

彼女は生活保護も受けていた時があるのですが、車を使って保育園への送迎や仕事に行っていたことが役所に知られ、給付を止められてしまいました。経験したことがあるシングルマザーの方もおられることでしょう。

そんな彼女と最近話しをしたところ、「アメリカに留学してみたい」と言い出し感激させられました。彼女いわく「高校の時に留学することになっていたけれど、妊娠で出来なくなった。今自分の境遇では大変だけど、自分は英語がやっぱり好きなので一からきちんと勉強してみたい」とのこと。

今の彼女の生活を考えると、とても実現不可能なように見えます。

しかし今や彼女の中では「なりたい姿」が作り出されたので、眠っていた「英語を使って仕事をする」というCompetencyが目覚め、それに関する情報を集め始めているのでしょう。アメリカに関する情報を集めているようなので、着々とその実現に向かって進んでいるようです。

その実現にはどのような方法が示されるのかはわかりません。しかし「彼女自身」は「自分の中に生まれながらにしてインストールされている能力」を知っていますから、「そのどれを使って彼女のビジョンを実現しようか」と24時間休みなくフル稼働して情報を彼女のために集め、実現してくれるでしょう。その日が楽しみです。