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コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: #98 従業員が笑顔で挨拶する会社は投資しても安心。

コロナ自宅待機中で新卒採用面接を受けられない、就活生の皆さん。

私がコンサルティングをしていた年商数千億円の一部上場企業は、オフィスに部外者の私が通されて入って行っても、じろりと見るだけで、誰も挨拶してくれません。疎外感で非常に居心地の悪い思いをします。

別の一部上場企業は、みんながこちらを見て「いらっしゃいませ」と笑顔で迎えてくれます。居酒屋のようなノリではなく、心地よいレベルの挨拶です。初対面の従業員でも笑顔で迎えてくれるのは嬉しいです。

投資家の友人も同じ基準で観察しています。

彼が廊下を通って行くと途中でドアの空いているオフィスがあり、中の従業員と目が合うと、やはり笑顔でいらっしゃいませ、と挨拶してくれる企業があるそうです。

彼の長年の経験ではこのような企業に投資しても間違いないのだそうです。
「挨拶で企業の真価が測れるわけはない」と思うかもしれません。しかし経営を経験した者なら、これがどれほど大変な事か分かります

「来客に挨拶しましょう」を徹底しようと社長が決めたとします。これを従業員に徹底するには、どんな方法があるでしょうか?マクドナルドでバイト経験のある人は挨拶の練習があるのを知っていますね。

私と投資家の知人がチェックしているのは、ただの挨拶ではなく「笑顔つきの挨拶」です。
マックでは笑顔の練習もしますが、作り笑いではなく「相手の心をやわらげる笑顔」は、なかなかむつかしいものです。

それを全社員ができるようにするには、どのくらいの時間がかかるでしょうか?
企業は基本的にトップの意向で動きます。つまりトップ・経営陣の思いが、社内隅々まで行きわたる事は重要で、業績に影響します。

トップ・経営陣の描いているビジョンが社内に伝わらなければ、会社はトップの思う方向に動きません。「なぜそれをするのか?」が末端組織にまで伝わらないと、大きな船になるほど動きが取れなくなります。

 

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