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営業支援事業

コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: #80 日本企業には色々な不文律があります。

コロナ自宅待機中で新卒採用面接を受けられない、就活生の皆さん。

入社式で配属通知をもらい「がんばります」と言っていた新卒社員が、翌日入社辞退してきた、という話をよく聞きます。関東圏出身で地方に配属されたある新卒社員は、友達に引き留められ、入社を辞退しました。

友情と自分の人生を天秤にかけ、友情を選んだと言えば素晴らしいのですが、配属先は今の家から車で2時間ほどの所です。社会人としての心構えができていなかったのか、地方勤務のイメージができなかったのか。

入社前に「会社で働くとはどういう事か」を具体的、現実的にイメージしておく必要があると、私は就活の学生さんに伝えています。

アメリカ留学し、日本企業で就職する知人のお嬢さんの相談に乗りました。

彼女は4年間のアメリカ生活で、すっかりアメリカ人でした。日本企業には色々な不文律(紙に書かれていない暗黙のルール)がある事を知りません。大企業はかなり欧米化していますが、中小の日本企業はまだまだ古い日本の文化を持っています。

ある鉄道系企業で働く知人から聞いた話です。「男性だけの職場でお茶くみは新人の仕事」と聞いて驚いた新卒社員が、「どうして僕がやるんですか?」と訴えました。
驚いた幹部が、翌日からお茶くみを当番制に変えましたが、その新卒社員は翌日辞表を提出したと言うのです。

何を期待して入社するかは、人それぞれですが「上司より先に帰宅してはいけない」「上司に意見をしてはいけない」等の不文律が生きている会社は今もあります。留学帰りのお嬢さんにそれらの話を先ずしました。

 

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