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営業支援事業

コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: #78 「笑顔」はスキル名ではありません。

コロナ自宅待機中で新卒採用面接を受けられない、就活生の皆さん。

「スキルのたな卸」は、仲の良い友達と集まり「互いのスキル」を紙に書き合って行います
多分そこには、抽象的な表現が一杯ある事でしょう。それをみんなで「言語化」し、面接官に理解できるものにします。

「笑顔が素敵」と書かれていたら?
このままでは、スキルにはなりません。
「素敵な笑顔」で実績を出している営業職もいますが、「笑顔」はスキル名ではありません。「笑顔」をスキル的に言語化してみましょう。

大切な事は笑顔の使い方です。
これは「笑顔で相手の心を開き」「沢山喋ってもらうスキル」と言い替えられます
「相手に喋らせる」のは強いスキルです。どうやって喋らせているかは「笑顔で相手の気持ちを和らげる」です。

「私は嫌われた事がありません」もスキルのようですが「他人が学べないものはスキルではない」のです。
なぜ嫌われないのか、理由を考えます。
彼は「否定的・攻撃的・消極的な言葉を使わない」営業職でした。

これは「前向き・積極的にする話し方で相手の心を開き、相談したくさせる」スキルと言い替えられるでしょう。
人はよほど心を開いた相手にしか、相談事をしません。
「相手の心理を上手にコントロールするスキル」とも言い替えられます。

いずれのスキルも「営業5つのスキル」にある、「相手の表情・仕草・態度を観察し、心理を読む」リスニング、プローブスキルが基本になります。

この基本スキルを取得しておくと、相手の心を開くのは難しくありません。

このようにして、あなたについて友達からたくさんスキルと思われるものを書き出してもらいましょう。それを互いに、面接官に伝わりやすく「言語化」する練習をぜひ就活が始まるまでに、準備万端にしておきましょう。

 

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