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営業支援事業

コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: #73 あなたは、誰とでも話ができますか?

コロナ自宅待機中で新卒採用面接を受けられない、就活生の皆さん。

日本企業の研修で、営業課長に「どのスキルで業績を上げていますか?」と聞くと、皆さん「さあ・・」と返事に困ります。部下に聞くと、新卒社員ですら「課長のスキルは話術です」と気がついています。

話術は営業職にとって重要なスキルです。
そこで「課長の話術はどこがポイントですか?」と本人に聞くと「う~ん、誰とでも話せる事?」程度の答えしか出ません。新卒の部下に聞くと「話題が豊富」との認識です。

あなたは、自分のスキルを知っていますか?

一体何ができるのか、紙に書いてみましょう。
先ほどの営業課長の場合、部下の話しなどから分析すると、どうやら「どんな相手でも、その人の得意な話題で盛り上がれる」事が分かりました。

あなたは、誰とでも話ができますか?

難しいですね。では「相手の得意な話題で誰とでも話せる話術」を上司は、どう説明すれば新卒社員にそのスキルを教えられるでしょう?
「引き出しを増やして・・」では、雲をつかむようなお話しです。

この課長に同行してみると、話題が豊富なのではなく「相手の話した言葉を繰り返したり、質問したりして、どんどん喋らせている」事が分かりました。相手が喋っているだけなのに、盛り上がっている雰囲気です。

この分析結果を課長や部下に伝えると、本人は「そんな事をしているとは知らなかった」と言います。
そして「そうです。課長は相手に喋らせるのが上手なんです!」と、新卒部下は納得します。これがすごい話術スキルの正体でした。

 

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