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営業支援事業

コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: ⑬面接官と少しでも会話のキャッチボールをしましょう

 

コロナ自宅待機中の就活生の皆さん。先週は「5つの基本営業スキル」からリスニングとプローブスキルをどのように採用面接に活用するかお話してきました。
そして、リスニングは「テレビの芸人とコメンテーターの目つき・態度・仕草」などを良く観察するよう、みなさんにチャレンジしました。

今年のGWは、コロナ自宅待機で外出も出来ず、大変かと思います。

30年来外資系企業で幹部・役員として働き、採用面接もしてきた私のツイートを読み、少しでも就活のヒントを得て頂ければ嬉しいです。今回も面接でのプローブについて記します。

役員面接は面接官も学生も複数の時がよくあります。ここでもリスニングスキルとプローブスキルを使えます。
例えば面接官が学生全員の資料を目の前に置いていて、あなたの方をちらっと見た時は、その内容の何かを確認している時です。

役員面接では「全員に共通する質問」「興味を持った学生にする質問」があります。
全員の質問への答えから、興味を持った学生さんに個人的な質問をするわけです。前に記した「少しでも役員と話す時間を多く持つ」方法がここで生きるわけです。

「志望動機」などの全体への質問の時、ただ一方的に聞かれるのではもったいないです。
少し工夫して「こちらからプローブができる答え方」をしましょう。

例えば「この会社のある噂が本当か確認したくて、受験しました」と答えたら、面接官はどう反応するでしょう?

これは面接官が「それは何?」と聞きたくなる、つまり「会話の弾む答え方」です。
そう聞いて来たら「〇〇エリアに参入するのですか?」等、さらに会話が続く質問をぶつけましょう。
これには、HPや投資家向けIR情報をがんばって読み込んでおく必要があります。

これだけで2度会話のキャッチボールが出来ます。
しかし前にも記しましたが、あざとい印象を与えると玉砕します。心からその企業に関心を持つと「もっと知りたい」と言う気持ちになり、純粋な気持ちからプローブできるようになれます。

 

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