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営業支援事業

コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: #57 相手に「具体的に『なるほど!』と感じさせる」事で利点になります。

コロナ自宅待機中の就活生の皆さん。

日本の営業職の問題は「自社製品の特長しか言わず、肝心の利点を伝えていない」事です。
それと同じように、新卒採用面接の皆さんは「自己紹介」は上手ですが、これは「特長」を話しているにすぎません。肝心の「利点」について触れていません。

例えば「この商材は低燃費なので経費削減できます」という説明を営業職がしています。
皆さんは利点を感じますか?私は感じません。これと同様の説明を新卒採用面接で、学生さんは自分の売り込みを面接官にしています。これでは、インパクトを感じられません。

「経費削減」は特長にすぎません。
「経費削減ができ、浮いたお金で、懸案の空調設備に手をつけられます」等、相手に「具体的に『なるほど!』と感じさせる」事で利点になるのです。皆さんも新卒採用面接でそこまで言う必要があります。

よく聞く就活生の売り込み文句は「体育会系部活で頑張った事」「バイトで培った社会性、順応性」「ボランティアで学んだ事」などですが、話の内容が一方的な事が多く、自分の話ししかしていないので、企業側の利点を感じられません。

新卒採用面接を受ける企業の事を必死に調べましょう。
相手企業の「真の問題点・課題」が分かればそれをカバーする利点を伝え、面接官を納得させる事ができます。相手が「こんな事のできる新卒が欲しい」と感じさせる利点を見つけましょう!

 

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