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コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: ㉞「人は過去の業績・栄光・経歴に関心を示される」と心を開きます

 

コロナ自宅待機中の就活生の皆さん。

以前お伝えしたレコグニションは「相手に関心を示す事で心を開く」スキルです。
心を開くと、氷は溶けます。アイス・ブレイキングです。
相手が反応して心を開く言葉を英語で「ホットボタン」(熱いスイッチ)と呼びます。その一言でスイッチが入って、相手の態度が大きく変わるからです。

入社後に相性の悪い上司の下に配属になり、パワハラ・モラハラ・いじめに会っていると感じた時は、アイス・ブレイキングで相手の心を解きほぐしましょう。

人によって反応するホットボタンが異なります。いくつかの事例をお話しましょう。

先ずは、初級編です。
「無口で何を考えているか分からない人」が上司・先輩になると指導内容が理解できません。聞きにくい雰囲気で話すらできません。もはやいじめです。

このような上司には、先ず喋ってもらいましょう。喋ってもらえば何を考えているか理解できます。

レコグニションは相手に関心を示す事ですが、何に関心を示したらよいか分かりませんね。
「人は過去の業績・栄光・経歴に関心を示される」と心を開きます。そこで、学生時代に部活は何をしていたのか、を自分の話から誘導して聞いてみましょう。

上司・先輩に学生時代部活で栄光の経歴があれば、それも意外な部活で活動していたら・・・。興味がわきませんか?「部長が弓道でインターハイですか?」とびっくりするだけで部長は「そうは見えない?意外?」等と嬉しそうに反応するでしょう。

んな会話ができれば「相手は心を開き」、こちらも「自然に相手に関心を持てる」ようになります。

無理矢理でも不自然でもなく「相手の事を心からもっと知りたい」と感じる時の質問は、あざとさもなく、相手もどんどん喋ってくれます。

レコグニションで共通点が見つかると相手の心が開きます。
ある商談相手は、私の実家のすぐ近所に住んでいました。若い担当者の母親が、私の高校の同窓生だった事もありました。初対面の社長さんの同級生が、私の会社の同僚で驚きました。

「相手に関心を持つ」と、不思議な事に「相手との共通点」が見つかります。
私のように同郷、同級生、同じ趣味、先祖が同じ、同じスポーツが好き、師匠が同じ、等。共通点が見つかると、誰とでも心を開き合って話しをする事が出来ます。

 

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