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営業支援事業

コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: ㉛利害関係がぶつかりあう会議をファシリテートする!

コロナ自宅待機中の就活生の皆さん。

前回の記事では、ファシリテーターについてご紹介しましたが、これは日本では未だ殆ど使われていないスキルです。
最近の小学校ではこの手法が活用され始めています。皆さんの小中高大学の授業は、教師が一方的に喋って、生徒がノートを黙って書きとる方式でしたか?

最近の小学校は教師が生徒に喋らせ、その日学んでほしいゴールを生徒自身で気づき、到達するようファシリーテート(ファシリテーターの動詞です)しています。
「一方的に伝えられた情報」と、「自分でたどり着いた情報」とでは、後者の方が頭に残りますね。

会議でファシリテーターの働きが歓迎されるのは「一方的に上司から押しつけられた結論」ではなく「皆で意見をまとめたと言う気持ちになる」ため、腹落ちし易く、みんなが納得して行動するようになるからです。両者の違いは大きいですね!

採用面接のディスカッションで、ファシリテーターを務める学生がいたら、私が面接官なら「◎」をつけます!

会社の会議では営業・マーケティング・開発・物流など、利害が対立しかねない組織の代表が集まるので、意見がぶつかり合います。

例えば営業部隊は「市場ニーズも知らないマーケティングが作った商品が売れるか!」とマーケティング部隊の提案を否定し、マーケティング部隊は「我々のリクエストとは違うものを作ってきた!」と開発部隊を否定するかもしれません。

物流部隊は「みんなこちらのキャパシティーを考えずに戦略を作るな!」と営業部隊に不満を言うかもしれません。
そしてお互いに「物を売らないチームが会議を仕切るな!」とけんか腰になるかもしれません。これが会社の利害関係がぶつかりあう会議です。

 

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