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コロナ自宅待機中の就活生のみなさん: ⑰「相手が期待している回答」を探ってから対応しましょう

コロナ自宅待機中の就活生の皆さん。

就活面接で「部活の部長としてなぜその判断をしたの?」と聞かれたら、すぐ返答しても良いのですが「いくつかの理由があります。楽しい理由、いやらしい理由、どちらをお聞きになりたいですか?」等で返すと、ここはどうしても「じゃ、いやらしい方で」となるでしょう。

この返し方は「相手の質問の意図を探るプローブ」スキルです。
その上、笑いを誘う「いやらしい」方を選びたくなる聞き方を使って、相手の興味をさらに誘っています。なかなか上手ですね。
この時も「相手の性格を知りたい」という好奇心・関心から行動する事が肝要です。

40数年前、私自身の就活面接での経験です。

私が法学部で「内縁の妻の法的保護」を学んだと履歴書に記したところ、役員面接では必ず誰かから「例えばこのような場合だが・・」という質問を受けました。この質問の意図、皆さん分かりますね。

そこで私は「内縁、愛人、お妾さんは違いまして・・・」等と話しながら役員の状況をプローブし、「相手が期待している回答」を探ってから対応しました。
40年前も就職は大変でしたが、このやりとりができた会社からは全て内定をもらう事ができました。

もうお分かりのように、私は「面接官が求める答え」を探り出し、それを提供する事で「スキル」を見せた訳です。

後で出てきますが「自身を売りこむために『私を採用するとこんな利点がありますよ』とアピールする」場が採用面接なのです。

 

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