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書籍出版情報

『銀河司令官 候補生諸君に告ぐ』 のご紹介(2015年3月出版)

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これはC.S.ルイスの「ナルニア王国物語」、ミルトンの「失楽園」のようなクリスチャン・ファンタジー小説です。

自立支援のお手伝いをしていますと、ほとんどの方が「どうして私だけこんな目に遭うのか?」「何をしてもうまくいかない」「これ以上はがんばれない」「自分はひとりぼっちだ」「誰も助けてくれない」「自分は何のために生きているのか?」「何をしたらよいか分からない」と悩んでいます。

画家のゴーギャンも生涯かけて「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」について悩み苦しみ、それをテーマにたくさんの作品を残しました。

 

同じような悩みをかかえている人々の姿をファンタジー仕立てで現代を舞台に描いてみました。

 

リストラされた中年男性、人生に絶望しているブラック企業勤務者、ニート、シングルマザー、楽に生きることだけを考えている少女、フリーターらが、苦しい人生を送る中でそれぞれ不思議な夢を見ます。

その夢の中で王様から提案された「士官学校」の運営をめぐって大戦争が起こります。それまで「数え切れない長い年月をかけて王様から学んだ」全ての記憶を失くした状態で士官学校に送られ、そこで銀河司令官になるためのふさわしさを試されることに賛成、反対した者たちが「王の軍勢」「反逆者」「どっちつかず」に分かれて戦うことになりました。

この戦いの結果、それぞれの人生は大きく変わってしまいました。

 

人生で悩みや試練から逃れることのできる人はいません。全ての人が苦しみながら毎日を暮らしています。

しかし、もしこの世界が「私たちのふさわしさを試すための士官学校」だったら?そして前の世界でずっと一緒だった仲間と「必ず士官学校でも助け合ってみんなで合格しよう」と約束し合って来たのだったら?その仲間たちが実はすぐそばにいるとしたら?

私たちの人生には目的があり、それを達成するための手段も助け手も与えられることが分かったら、毎日の生活は全く違ったものになるはずです。

 

人生で試練にあっている方にぜひ読んでいただきたくて、がんばって書きました。必ず何らかのヒントが得られるものと信じております。