Self Reliance

自立支援事業

脱出するための資金をためる

留学するお金や退職して次の仕事が見つかるまで「食いつなぐ」資金が無いので、今の会社から脱出することができない、という人はたくさんいます。また、新たな仕事のために必要な資格取得にけっこうな費用がかかります。

たとえば海外で日本語教師をしようという場合、いきなり海外に出向いても教えるノウハウもなければ、生徒の集め方、就職先の見つけ方など情報や知識なしではうまくいきません。そこで日本語教師養成学校に行きます。もちろん、一人で現地へ飛び込んでいき、一から全て自力で開拓する覚悟があれば、学校へ行かなくても何とかやっていけるかもしれません。これがコースにもよりますが何十万円もします。

ブラック企業を辞めてバイトで半年必死で働いてみます。
800円×8時間×25日=16万円。毎月10万円必死の思いで貯金します。半年で60万円ためれば、海外志向の方はアジアでリサーチができます。アジアの生活費は日本よりかなり安いですから、食費など十分の一くらいで節約できますので、安いホテルに泊まりながら現地での仕事の様子を調査します。

アジアでの日本企業進出などもあって日本人を必要とする国が増えています。

またビジネスを始める場合、政府が若者向けに貸してくれる制度もあります。「日本政策金融公庫」では「女性又は30才未満か55才以上の方」を対象に「女性、若者/シニア起業家資金」プログラムがあります。

地元の商工会議所も新しいビジネスに資金を貸してくれます。

海外でのビジネスチャンスがあればこれらを調べてみるのもよい方法と思います。

(注意:「日本政策金融公庫」は日本国内での起業に対する投資です。海外でビジネスをする場合でも日本に基盤となるビジネスがある必要がありますので、海外で立ち上げるビジネスは対象にはなりません。ご注意下さい)