Self Reliance

自立支援事業

年配の方でもCompetencyを目ざめさせ、活用することができます

私はこのプログラムを最初、中学高校生向けに作りました。

「逆算の人生設計」という方法を17才の時に思いつきました。
これは「こうなっていたい、という理想の人生」を最初にイメージし、「それを実現するために必要な年収」、「それを得るための仕事」、「その仕事に就くために必要な教育」、「その教育を受ける為に今すべきこと・・・」、というふうに逆算して人生設計する手法です。

これをするためには、できるだけ若いうちに将来について考えておく必要があります。そうすれば準備の時間をたっぷりとることができます。
そのため、私は中高生向けにこれを準備し、海外や日本で多くの若者達に伝えてきました。
その結果、多くの中高生たちが今は30、40代になって幸せで、充実した人生をすごしている姿を見るのは大きな喜びです。

しかし、既に社会に出てブラック企業で苦しんだり、ニート、フリーター、シングルマザーとして大変な思いをしている方々について考えると、むしろこのような人達こそサポートすべきだと、感じました。

このような社会人のみなさんに対して中学高校生に話すような「今から自分に必要な教育について考え、その準備をしましょう」とお伝えしても、そのような時間がありませんから、意味がありません。

そこで社会人のみなさんには「『なりたい自分の姿』をしっかりイメージすることで眠っているCompetencyを目覚めさせ、それを元にして理想の人生のビジョンを達成できる仕事や方法を見出す」という手法をお伝えしています。
20代から40才台の方はこの方法でまだまだ人生のやりなおしが可能です。眠っているCompetencyを目覚めさせ、新たな分野で活躍することがまだまだ可能です。

それでは40才代後半以上の方はどうでしょう。
「理想の人生設計」はこの年令で作り直しても実現できないのでしょうか?
もう新たなCompetencyは目覚めないのでしょうか?

私はそんなことは決してないと申し上げます。

現在位58歳の私がそれを毎日行い、日々新しCompetencyが目覚めてくれているからです。
そしてそれらが私のビジョン実現に向けて様々な情報を提供してくれるので、この年令になってものんびりしている時間もありません。毎日新しい情報で「あれもしてみたい、これも手掛けてみたい」とわくわくして過ごしています。

勿論、年配の方で「どうしても新しい人生設計をするのはこの年では無理だ」「今さら新しいCompetencyとやらを目覚めさせ、新しい分野にチャレンジするなどできるわけがない」と言う方は「今までつちかったCompetencyを活用する」という方法もあるのです。

つまり「現在持っているCompetencyを活用してできる仕事、や方法で、自分の残りの人生を理想のものにする」と考えればよいのです。
そうすれば、今あなたが持っているCompetencyはあなたのために一生懸命働き、新しい情報を探し出し、教えてくれます。

あとはあなたがそれに気づくように「いつも注意している」ことです。
そうすれば何才になっても「新しい情報に気がつくようになり」あなたの人生は新しいものになっていきます。