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パワハラ・モラハラを無くす営業コーチング②

同行後、怒鳴るように部下を叱る部長が居ましたが、「正しいフィードバック」を教えると、「部下に栄養を与え、成長させる事が上司の責任」と理解し、怒鳴る事はやめました。きつい喋り方はなかなか治りませんでしたが、部下は「前よりも気持ちが楽になった」と喜んでいました。

商談中、部下の話を頻繁にさえぎり「あの資料は無いのか?」と威圧的に聞き、持っていないと顧客の前でも平気で部下を叱るような上司がいましたが、「部下に関心を示すレコグニション」を学んでから「部下に手柄を立てさせる」ようになり、穏やかなフォローをするようになりました。

大人になってから性格を改善する事は、ほぼ不可能です。しかしアメリカの研修で「正確は修正できないが、行動パターンを改善する事は可能」と学びました。
私も短気な性格は未だに治りませんが、少なくとも上司・社会人として部下や人に短気な行動をする事はしなくなりました。「ノウハウを学んだから」です。

「正しいフィードバック」と「部下に関心を示すレコグニション」を学び、それが「部下管理・育成に効果的」と理解すると、それをみなさん活用し始めます。すると「性格は元のまま」であっても「行動が(たとえ少しでも)変わる」事で、職場の雰囲気は大きく変化するのです。

つまり「パワハラ・モラハラをする性格」は治りませんが、その上司が「部下を成長させよう」「部下の人生に関心を向けよう」という気持ちを少しでも持てば、その上司による「パワハラ・モラハラ」は大きく改善されるのです。このような事例を私はいくつも見てきました。

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