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部下の人生に関心を持つ事でパワハラ・モラハラを無くす③

私達、昭和30年生まれは「滅私奉公」「上司の言う事は絶対」「24時間働けますか」「会社中心の人生」でしたが、今の40代以下のみなさんは「会社より自分の人生が大事」「私生活中心の人生」です。飲み会や週末ゴルフは遠慮しますし、残業や仕事の接待も断る人も居ます。

このように価値観が異なる若い世代と、昭和のマネージメントで育った上司とでは意見がかみ合いません。しかし上司といえdも「自分の人生は大事」なので、若者世代のこの気持ちは分かります。

部下育成するにあたっては、若手世代の「私生活中心の人生」をサポートする必要があります。
そういう視点から私は、アメリカ式の「部下を育てれば彼らのスキルが上がり、彼の給料は上がり、より良い暮らしができるようになる」という考え方は、若手世代と我々世代と折り合えるポイントと考えるのです。

上司と部下の価値観がかみ合わないと、互いの信頼関係は築けません。
上司の考えは部下にはレスペクトされず、意図は部下に十分伝わりません。「口ではやると言いながらも、積極的に行わない」面従腹背になります。つまり上司の指示は現場で徹底されず、上司の期待する成果が上がりません。

上司は「無能な部下のおかげで成果が出ない」と言うかもしれません。しかし上司と部下の間に信頼関係があれば、上司の指示を部下は理解しようとします。そうなれば上司の望む成果が上がりやすくなります。部下は「上司と一緒に成果を出そう」という気持ちになるでしょう。

部下から「この上司についていきたい」と慕われる上司は「望む成果」を上げています。そのような方は絶対にパワハラ・モラハラをしません。と言って、部下に媚びて人気取りをしているわけでもありません。
このような上司は、小手先の技術な管理をしているわけではなく、部下から信頼されているのです。

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