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部下の営業スキルを伸ばすフィードバック②

上司は部下に対するフィードバックでいきなり「叱責、ダメ出し、小言、説教」をすべきではありません。部下はもう自分がおかした失敗を分かっています。「今日はどうだった?」と聞いてあげ「自分の口からミスを語らせる」方が印象が残り、今後気をつけるようになります。

感情に任せたフィードバックは、もはやフィードバックではありません。本来フィードバック(Feedback)のFeedはFoodの動詞形「栄養を与える」という意味で「部下に栄養を与える事」がフィードバックです。日本で行われているのは「叱責、ダメ出し、小言、説教」なのです。

まずい商談の後で、上司からの「商談、どうだった?」という質問に「うまくいきました」と部下が答えるようなら、失敗に気づかせてあげましょう。「商談中、私のフォローで役に立ったものはあった?」と聞いてみます。すると、部下は「どんなフォローを受けたか」を考え始めます。

しかし部下の大半は「適切な資料を提示してもらった」サポートを覚えていませんので、質問に答えられません。
そこで「〇〇の説明はうまくいった?」と聞いてあげます。そうすると大抵思い出します。それでも思い出さなかったら、あなたが出した資料について話しましょう。

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