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2019.08.12コーチングスキル関連

正しいフィードバックでコーチングを行う

「フィードバック」は今や日本語として普通に用いられています。
しかしアメリカで使われているFeedbackと、日本のフィードバックは全く異なるものです。日本では本来の意味のフィードバックは、ほぼ行われていないと言ってよのでは、と私は感じています。

研修でみなさんに「あなたの上司が『これから今期のフィードバックをするから会議室に来てくれるか』と言いました。あなたはどんな気持ちになりますか?」と聞きますと、ほぼ100%の方が同じ答えを言います。みなさんも考えてみて下さい。いかがでしょうか?

その答えとは「緊張する」です。

「どうして緊張するのですか?」と聞くと「何を言われるんだろう、と思うから」「説教をされるかも・・」「何か分からないけれど、どきどきする」など、どちらかと言うと「受けたくない」というネガティブな感情が先行するようです。
これに対してアメリカでは「わくわくする」というポジティブな感情をみんな持つのです。

私はマネージャーになりたての頃、上司に呼ばれました。「君の事を部下が怖がっている」と言うのです。
それがまさにこの問題だったのです。私は部下が「わくわくして待ち焦がれているフィードバックの時間」を恐怖の時間にしていたのでした。

日本でのフィードバックは「ダメ出し」「説教」「評価」「叱責」「小言」といった言葉で表現されます。
対してアメリカのFeedbackは、FeedがFood(食事)の動詞形である事から本来は「栄養を与える」という意味になります。
Feedbackは部下に栄養を与え、成長させる時間なのです。その事を私は上司から教えてもらい、「日本とは真逆の本当のフィードバック」を 初めて理解したのです。

上記記事では、正しいフィードバックの手法について記しています。ぜひご参考になさって下さい。

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