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2021.06.08営業スキル関連

就活は人生最初の営業活動。営業本で営業スキルを身につけて採用面接で自分を売りこみましょう

就活生が就活、就職、人生で成功するために絶対に必要な「ビジョン」の作り方をおすすめの営業本で学びましょう

就活生のみなさんは、「この就活を何とか乗り切りさえすれば・・」とまなじりを決して戦っている最中でしょう。
コロナ禍でほとんどの面接がオンラインになっていますが、40数年前の私の就活時代と違うのは、履歴書や面接の申し込みが手書きや電話、ハガキではなくなったくらいで、当時からリクルートスーツ・カバンは同じです。
面接官の質問内容もほとんど変わりません。

採用面接をクリアする為に、どんなスキルが必要でしょうか?「営業スキル」が必要と断言します。「でも自分は営業職志望じゃありません」と言うかもしれません。
そこで必要になるのはビジョンです。
みなさんがどの部署・職種を志望しようとも「営業スキル」は必須スキルで、おすすめする本「3000人の営業同行の現場から」を読む事で、営業現場の事も、実践的で将来社会で成功する為の必要なソリューションも学ぶ事が出来ます。

この本はAmazon電子書籍のビジネス部門で第一位のベストセラーになり、今も多くの企業で研修のテキストとして読まれています。

私は長年の欧米での勤務経験から、日本人は欧米人から学ぶべき事が幾つかある事に気づきました。

皆さんの今のビジョンは「就活で成功し、希望の企業に入り、そこで自分のしたい仕事を楽しくし、人生を楽しむ事」ではないでしょうか。正しいでしょうか?
この「ビジョン」について日本人に尋ねると、役員を含めほとんどの方が「すぐに答えられない」のです。

日本人の大半がビジョンを持っていない

ところが欧米人は、あるいは日本の外資系企業につとめる日本人は「自分のビジョン」をすらすらと語ります。
どうして日本人は「ビジョン」を語れないのでしょうか?

就活生の皆さんもこの事を今から学んでおくと、人生が180度変わります。また会社がつぶれそうになった時や、今のようにコロナ禍や大きなマイナスのイベントが起きた時にうろたえなくてすみます。

私がフランスの会社の役員をしていた時、100人の部下に「あなたのビジョンを聞かせて欲しい」と面接時に聞きました。
答えられたのは、わずか3人だけでした。他は「考えた事がありません」でした。
この3名は「池田さんのような役員」「アジアのトップ」「最低でも部長」といった「会社の地位に関するもの」を「自分のビジョン」として語っていました。

欧米人の語るビジョンと日本人のビジョンの違い

欧米人のビジョンは、たとえば

「森の中に山小屋を立てて、週末は家族とそこで過ごす」
「妻と世界一周を達成する」
「50歳で引退して家族でハワイに移住して、自分は大学に入りなおし、好きな考古学を学ぶ。合間にサーフィンをする」
「NYの郊外に築100年、通勤1時間程度の石作りの家を購入し、じっくり手入れしながら過ごす。週末はそばの湖で釣りをする」

このように仕事とは関係ない「家族や趣味がベースになった」ビジョンを語る人が多いです。日本人のビジョンが「会社を基にしている」のと大違いです。

会社を基にしたビジョンでは、会社がつぶれたり、自分のポジションが無くなったら全くうろたえてしまい、動きが取れなくなります。
しかし欧米人のようなビジョンを持っていれば、会社がどうなっても「仕方ない。また次の仕事を見つけてビジョンを達成できるようがんばろう」となります。欧米人にとって、仕事はビジョン達成の手段なのですね。

「それがビジョンなら私も持っている」と言うかもしれません。
ところが日本人がこのような話をする時だいたい「僕の夢は・・」と語り始めます。

「ビジョン」と「夢」の違い

日本の学校や部活動では、「夢は叶う」「夢を目指して」と教えられ、その事について語り合います。
欧米人に「夢って聞くとどう感じますか?」と聞いてみて下さい。100%の方が「夢ね・・。100%叶わない、ただの憧れの事だね」と言うでしょう。
私はこの答えを20代後半で初めて聞いた時は、「あなたたちだってビジョンとか言って夢を語っているじゃないか?」と不思議に思いました。

ところが彼らの中では「夢」と「ビジョン」は全く別物なのです。
「夢」は、その瞬間やその時期の「単なる思いつきや憧れ」にすぎません。これは日本人が持つビジョンと同じです。
「夢を笑うのなら、将来をどう語るのか?」聞くと、欧米人は「ビジョン」もしくは「ゴール」として語ると言うのです。

「ビジョン」「ゴール」にはきちんとした計画、手順が記されています。しかし「夢」にはそれらはありません。その時、その瞬間の思いつきなので、その都度中身も変わります。
しかし「ビジョン」「ゴール」にはしっかりとしてステップが計画されています。そこが大違いです。

ですから「就職した会社を基いにしたビジョン」では、今のような不確定な社会環境ではそれを達成できるかどうかわかりません。
昔「絶対安定企業」とされていた銀行・証券などの金融関連企業がバブルの頃に次々と倒産しました。人々の混乱・困惑はたいへんなものがありました。

当時は「就職」ではなく「就社」といって「会社に身も心も捧げていた」時代でしたので、立ち直れない人が多かったのでした。

就活を個人のビジョンを基に進める

さて、皆さんがビジョンを持って就活をするとどうなるのでしょうか?

人生で何をしたいのか、を年齢を逆算してビジョンにします。
例えば・・

70才で孫の結婚式に参列する。
60才で引退してハワイに移住して大学に入りなおし、サーフィンを学び、楽しむ。
50才で独立自営業のコンサルタントになり、自宅をオフィスにしてゆるやかなペースで働く。
30才~50才で「独立自営業のコンサルタント」になるために必要なスキルを身につける。

このようなビジョンを作ると、次のようなビジョンも生まれてきます。

40代で年俸1500万円。
50代の独立以降、年俸2000万から3000万円を稼ぐ。
60才までにに十分な費用を稼いでおく。
それを運用する方法をそれまでに学んでおく。

会社を基にしたビジョンを語る就活生のお話は「会社が私に期待する事は何でもやります」「どこへでも転勤してがんばります」といった忠誠心にあふれてはいますが「ちんまりしたつまらない内容」になってしまいます。

人生の成功をビジョンにする

みなさんが望む人生の成功とは何でしょうか?
多分個人のビジョンの達成でしょう。夢に終わらせる事なく実際に実現させる事でしょう。

人によって「幸福な家庭」「大金持ちになる」「困っている人を助ける」「孤児院を作る」など大きく異なるでしょう。

しかし就活にあたって「自分は社会に出てなにをしたいのか?」を考える事をお勧めします。
これが人生で成功する為に必要な「ビジョン」なのです。

社会人最初の何年間かは徹底的に社会の仕組みを学び、上司・先輩・取引先とのコミュニケーション方法を学ぶ必要があります。
それを通して「ビジョン達成に必要な収入」を得る事が出来ます。

「営業スキル」はビジョン達成に必要

この為に一番必要なスキルは「営業スキル」です。
「営業マンになるんじゃないから・・」と言う方でも、どんな職種・部署に配属されても「営業スキル」は役に立ちます。

入社後は内勤でも他部署との交渉や、プレゼンで他部署や上司を納得させる場面が出てきます。
これは自分の考えを売りこむ営業活動です。つまり営業スキルを今から身につけて、就活で活用するのです。

就活でもそうです。「就活はあなた自身を売りこむ営業活動」だからです。
これが人生最初のセールスでしょう。

私は全就活生が「営業スキル」を身につけて就活に臨む事をお勧めします。

これを乗り切るための営業本、Amazon電子書籍「3000人の営業同行の現場から~パート①」をお勧めします。
これはアメリカ式の「営業マン向けの営業スキル」を教えています。私がアメリカで学び、日本で活用したところ半年で売り上げを4倍にしたスキルです。
その後、大手商社にこれを伝えたところ、1年以内でマーケットシェアが5割弱から8割超になったスーパースキルです。
私がコンサルタントとして教えたある企業では、半年で「見積書提出数」が9倍になりました。

それほど効率的・効果的な営業スキルが書かれた営業本です。
そしてこれらの営業スキルは、就活面接にも活用できるのです。
就活生向けの営業スキル」をご覧下さい。
これは昨年の春から弊社のHPに掲載していた記事ですが、120の記事があります。みなさん就活生に役立つスキルが満載です。

本を読むのは面倒くさいと言う人は、Youtubeからも学べます。
3000人の営業同行の現場から~Youtubeで学ぶ

ぜひご覧下さい。