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2021.05.04営業スキル関連

(研究事例)体調不良で悩んでいる方は、血流改善に即時効果のある音波振動全身運動装置SONIX

SONIXはアメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局:日本の厚労省のように食品・薬・医療機器などの承認を行う)で承認された医療機器ですが、日本では未承認品ですので、健康器具扱いです。

本器に関する「効能・効果」をうたう事は出来ませんので、世界各地で実施された研究成果をご紹介させていただきます。

一般社団法人メンターは、SONIX株式会社アライアンス(https://www.alliance-jp.com)の販売代理店です。

血流改善に即時効果のSONIXの紹介ビデオ

お問い合わせ

本製品に関するお問い合わせは、一般社団法人メンターHPの「お問い合わせ」からお寄せ下さい。

価 格

<一般用 165万円(税込み価格)>

5年リースで月間約2~3万円でご利用いただけます。
スポーツ施設などではご利用者様から一人当たり200円程度、会費とは別に使用料を頂く事で十分経費を賄う事ができています。

<家庭用 88万円(税込み価格)>

SONIXの使い方

株式会社アライアンスのホームページに様々なご提案があります。
下記サイトをご参考になさってください。

SONIXエクササイズ例

斜めのストレッチ
「斜めのストレッチ」
ターゲットエリア:体側部
(18Hz~22Hz)

・プレートの中央で肩幅ぐらいに足を開いて立ち、両手を頭の上に持ち上げ、上半身を伸ばす。
・体の半分を横に伸ばして、骨盤の反対側に上半身を押し下げる。

※運動をするとき、お尻が後ろに行かないようにする。

斜めのストレッチ
「プッシュストレッチ」
ターゲットエリア:胸部
(8Hz~12Hz)

・プレートの端っこの部分に腰を立てて座り、一つの腕を体のうしろ側に伸ばす。
・うしろに腕を伸ばしている側の胸を正面に押して、最大限に胸と腕の筋肉を伸ばす。

※上半身が横側に傾いたり、腰が曲がらないように正面の状態を維持する。

後背部のストレッチ
「後背部のストレッチ」
ターゲットエリア:背中&肩
(13Hz~18Hz)

・プレートの上に足を肩幅ぐらいに広げて、両腕を自然に開いて肩の高さぐらいに上げる。
・ひじと手の水平を維持し腕を全部動かすような感じで、3 秒間あげてまた3 秒間下げる。

※肩の高さからもっと上げないように、また足に手が触れないように常に肩の緊張を抜かさないようにする。

椎骨ストレッチ
「椎骨ストレッチ」
ターゲットエリア:腰
(11Hz~15Hz)

・プレートの中央で足を折った後、両足の裏を向かい合わせて座り、両手で向かい合わせた足を掴む。
・顎を胸の方に引っ張り、上半身を丸くして頭を下の方に下げる。

※上半身を前の方に下げるとき、プレートからお尻が離れないように運動範囲を決める。

体幹屈曲
「体幹屈曲」
ターゲットエリア:下半身&腰
(15Hz~20Hz)

・プレートの中央で両足を合わせて立ち、上半身を下へと落とすような感じで下げる。
・腰から頭まで最大に弛緩できるようにあごを胸の方に引っ張り、背中を丸くする。

※ひざが曲がらないように足を伸ばした状態を維持し、かかとの方に体重をかけ反動はさせない。

スクワット

「スクワット」
ターゲットエリア:太腿&腰
(12Hz~16Hz)

・プレートの中央で肩幅ぐらいに足を開いて立ち、ガードを掴んだ後、腰はまっすぐにしてひざは曲げて座る。
・手はバランスだけ維持させた状態で、身体を上下に移動させる。

※つま先とひざは同じ位置にし、身体のバランスを維持する。

スクワット
「両手の押し合い 」
ターゲットエリア:胸部
(9Hz~13Hz)

・ひじを肩の高さまで上げてお祈りする姿のように、顔の前に両手を合わせる。
・体が曲がらないように合わせた手のひらをお互い中へと押して左右に移動する。

※合わせた両手が肩幅以上に動作の範囲を超えないようにする。

ショルダープレス
「ショルダープレス」
ターゲットエリア:上腕
(10Hz~14Hz)

・プレートと向かい立ち、上半身を曲げてプレートの中央に手先が向かい合うようにしてうつ伏せになる。
・足と腰を伸ばした後かかとを少し上げて体重を上半身の方に移動させ、ひじを曲げた状態で下がる。

※かかとを上げたとき、肩と手の位置を一直線に合わせる。

つま先立ち
「つま先立ち」
ターゲットエリア:下半身
(12Hz~18Hz)

・プレートの中央で肩幅ぐらいに足を開いて立ち、ガードを掴んだ後、腰はまっすぐにしてひざは曲げて座る。
・手はバランスだけ維持させた状態で、かかとをプレートから50°ぐらい持ち上げる。

※かかとをあまりにも高く持ち上げる姿勢はかえって足首の間接にむりがかかるので適度な高さを維持する。

合掌エクササイズ
「合掌エクササイズ」
ターゲットエリア:腕部
(6Hz~9Hz)

・プレートの中央で足を折って座り、腰をまっすぐに立て両手を胸の前で合わせる。
・合わせた手はお互いの手の反対側の方向に押し、手首て両手を胸の前で合わせる。

※ひじの高さ、手の高さを胸ぐらいに維持できるようにする。

Tバランス
「Tバランス」
ターゲットエリア:腰&太腿
(13Hz~17Hz)

・プレートの中央でガードを掴み、体がT字になるように足を引き上げ上半身は前に下げる。
・支持している足の方はひざをまっすぐにして立ち、かかとの方へ体重をかけガードは引っ張らずにバランスだけを維持する。

※かかとを押すような感じで足を引き上げ、骨盤が曲がらないように引き上げた足を骨盤の下に下げる。

腕の上げ下げ
「腕の上げ下げ」
ターゲットエリア:背中
(13Hz~18Hz)

・ひじを伸ばして頭の上に両手をあげる。
・胸を開いて背中の中央に肩甲骨を合わせて緊張状態を維持しながら、ひじを軸で押し下げる。
・ひじが胸の下のラインまで来るように下げ、再び上げる。

※ひじを押し下げる時、維持している前腕が前のほうに傾かないようにプレートとの垂直状態をよく維持する。

SONIXの研究事例

①  骨密度を上昇させる SONIX全身振動

この研究では、骨粗鬆症を発症している海綿(質)骨(網状骨)に振動刺激が与えられた場合、骨密度の上昇効果が見られました。

出典: Journal of the Korean Precision Society 2011 Spring Conference   

著者: J. H. Park, Y J. Jung, D. H. Seo, D. W. Lee, S. G. Kim, H . S . Kim

②  骨生成・骨量・骨力を向上させる SONIX全身振動

エクササイズは、骨粗鬆症の予防と治療に有用である。
この研究では、骨の構成物質と、「卵巣切除した動物モデルの骨の再生」に対するWBV(Whole Body Vibration 全身振動: SONIX)トレーニングの影響を評価した。

この研究では、骨の生成活動と骨損傷に対する全身振動トレーニングの可能性を検証する。
トレーニングは、波長45Hz、垂直加速0.3gの環境で、5 日/週、12週間行われた。

骨髄間質細胞からOPG濃度、RANKL濃度、RNKL/OPG率を測定。大腿骨からはDXAを測定した。
SDラットを次の4グループに分けた。①Sham対象群(コントロール)、②全身振動エクササイズ、③OVX対象群(コントロール)、④OVX全身振動エクササイズ
4グループ(2×2)を統計的に比較する為に、ANOVAの2方式を採用した。統計的顕著な結果としてp<.05.を得た。

②の「全身振動エクササイズグループ」は、OPG濃度(p<.001)、RANKL濃度(p<.05)、BMD(p<.001)、BMC (p<.001)、において 顕著に高い数値を示した。
また骨領域の数値は、コントロールグループに対して(p<.01) という数値であった。またRANKL/OPG率は、②の全身振動エクササイズグループでは顕著に低い数値であった。(p<.05)

結果:全身振動エクササイズ (by SONIX)、骨生成と卵巣切除後早期の骨損失予防に効果的な手法と言える
また動物実験で全身振動エクササイズは、骨量と骨力を向上させる事が分かった

出典 Graduate School of Korea National Sport University   

著者 : Jung, Hee-jung

③ 骨粗鬆症改善にSONIX全身振動は効果的

この研究では、形態学上の特性向上と、全身振動効果の相互関係をOVXラットで検証、分析した。

ラットはランダムに次のように5グループに分けた。①コントロール、②Sham、③全身振動17Hz、④全身振動30Hz、⑤全身振動45Hz。
全身振動グループのエクササイズは、振動機器のプラットホーム(振動台)の上で行った。

条件は、「揺れ強度」1mmpeak-peak、「周波数」17Hz、30Hz and 45Hz、30分/日、5日/週。
第0週(全身振動開始直前)と第8週(全身振動後)に、ラットの第4腰椎をIn-vivo(生体)Micro-CTでスキャン。
2Dスキャンによる第4腰椎の構造上のパラメーターも検証した。

結果:グループ「③全身振動17Hz」「④全身振動30Hz」「⑤全身振動45Hz」の骨梁の量的減少率は、「①コントロール」「②Sham」グループよりも低かった。
OVXラットの骨粗鬆症を患っている骨全身振動は良い効果を与える事が分かった。

出典 : Journal of the Korean Precision Society 2006 Spring Conference   
著者 : C.Y.Ko, T.W.Lee, D.G.Woo, H.S.Kim, C.H.Kim, B.Y.Lee

④ 高齢者向けエクササイズにSONIX全身振動エクササイズは非常に効果的

WBV(全身振動装置=SONIX)を用いたエクササイズは、高齢者にも実行可能なトレーニング方法で、従来の方法と共に用いる事で非常に効果を上げる、と結論づける事が出来る。

出典 : Korean Journal of Sport Biomechanics Vol. 24, No. 4, 2014, 399-415   著者 : Bo-Ram Han, Dae-Yeon Lee, Si-Woo Jeong, Hae-Dong Lee

 足の筋肉強化に「全身振動SONIXとエクササイズ組み合わせ」で著しい効果を得る

この研究では、多様なスクワット・エクササイズを取り入れた「WBV(全身振動=SONIX)トレーニング」における、足の筋肉運動を評価する。被験者は、4つの異なるスクワット・エクササイズを振動装置上(SONIX)で行った。

10人の健康な女性達(年齢age 21±1.3、 身長 160±2.1 cm、体重 52±4.6 kg)を選び、足の筋肉のEMGシグナルを測定、分析した。
スクワットは「10秒間のWBVあり」と、「10秒間のWBV無し」の状況で行われた。

結果:EMGシグナル、「WBV (=SONIX)り」WBV無し」に比べ著しく高かった。 (P<0.05)

出典 Journal of Rehabilitation Welfare Engineering & Assistive Technology   

著者: Shin Bae Seo, Seung-Rok Kang, Chang Ho Yu, Jin Young Min and Tae Kyu Kwon

  大腿部筋肉の増加に SONIX全身振動は効果的

この研究では、WBV(全身振動)異なるスクワットでのエクササイズでの大腿部の筋肉の動きを評価する。
10人の健康な女性が振動装置(SONIX)上で、4タイプのスクワット(LS、HS、HU&HS、OS)を行う。大腿部の筋電図検査を測定・分析した。
振動刺激は25Hz、強さは4mm。WBV中の筋肉活動を、WBV無しのものと比較する。

大腿部筋肉は「WBVありのスクワット」によりEMGシグナルが、「WBV無しのスクワット」に比べて、著しく上昇した(P<0.05)。

結果:WBV(全身振動)は大腿部筋肉の増加に効果がある事がわかった。(P<0.05)

出典: Chonbuk National University   

著者 : S. B. Seo, S. R. Kang, C. H. Yu, J. Y. Min, T. K. Kwon

⑦ 筋力向上にSONIX全身振動による刺激は効果的

この研究では全身振動が筋肉に及ぼす効果、および膝関節における筋肉反応を検証する。

30人の健康な被験者を「全身振動あり」「コントロール(対象群)」「全身振動無し」のグループに分けた。
全身振動エクササイズは、毎日30分、週3日、8週間行った。
筋力と反応を見る為に、BIODEXシステム3を用いて、膝関節のトルクを測定した。

「全身振動あり」グループでは、膝関節のピーク・トルクと全体の動きは著しく上昇し、筋肉が稼働に要する時間は短縮した。

この結果として、全身振動による刺激は、「筋力と反応」を改善すると結論する。これは筋肉の調子が向上し、血液温度が上昇し、筋繊維の流れが早くなる事による。

「筋肉の反応を向上させるには、4週間」 「筋力向上には6週間」のWBVエクササイズが必要。

出典 J. Korean Soc. Precis. Eng., Vol. 30, No. 7, pp. 726-768   

著者 : Seung Rok Kang, Gu Young Jeong, Jong Jin Bae, Jin Young Min, Chang Ho Yu, Jung Ja Kim, and Tae Kyu Kwon

 高齢者・リハビリにSONIX全身振動を活用する

この研究ではWBV(全身振動)が筋力強化に与える影響を検証した。

30人の被験者を2グループに分けた。一つ目は全身振動(SONIX)トレーニングを行うグループ。二つ目は全身振動トレーニングを行わないグループとした。
全身振動トレーニング・グループは、週4日、8週間の実験を行った。

実験の結果、全身振動トレーニングを行うグループが、膝屈伸時の膝関節のピーク・トルクは、BIODEXで測定すると、別のグループとは異なり、著しく向上していた。

全身振動が筋肉の緊張を維持し、筋繊維を刺激する為と考えられる。

健常者、またリハビリが必要な人や、高齢者への新しいトレーニングとして、この研究結果は活用できる。

出典: Department of Healthcare Engineering, Chonbuk National University, Jeonju   

著者 : S. R. Kang, J. J. Kim, K. Kim, G. Y. Jeong, J. Y. Min, J. J. Kim, T. K. Kwon

⑨  筋肉の緊張、筋繊維の刺激を維持する のにSONIX全身振動は効果的

全身振動が、筋力と筋肉活動に与える効果について検証した。
20名の被験者を2グループに分けて実験を行った。
①「全身振動(SONIX)トレーニングを行う」グループ。②「全身振動運動トレーニングは行わない」グループ(コントロール)。
全身振動トレーニングを行うグループは、4日間全身振動、週一度膝関節のトルクの測定を8週間続けた。

実験の結果、トレーニングを行った「SONIX利用グループ①」が膝の屈伸を行った時の数値をBIODEXで測定すると、 「コントロールグループ②」とは異なり、膝関節のピーク・トルクは顕著に向上していた。

全身振動は筋肉の緊張、筋繊維の刺激を維持するものと思われる
健常者、またリハビリが必要な人や高齢者への新しいトレーニングとして、この研究結果は活用できる。

出典 Journal of the Korean Society for Precision Engineering   

著者 : Seung-Rok Kang, Kyung Kim, Jae-Jun Kim, Gu-Young Jeong, Jin-Young Min, Jung-Ja Kim and Tae-Kyu Kwon

⑩  「体のバランス能力強化」に SONIX全身垂直振動は効果的

全身への垂直振動が体のバランス能力に及ぼす効果について検証した。

30人の被験者を2グループに分け、①グループには垂直振動刺激(SONIX)による訓練を行った。
②グループ(コントロール)には垂直振動刺激は与えなかった。
①グループには、週4日、合計8週間、全身垂直振動を施した。

結論:全身垂直振動のバランス能力を強化

WBV(全身振動)エクササイズは、健常者やリハビリ、高齢者に対する新しいトレーニングとして、用いる事が出来る。

Source : Chonbuk Nat’l Univ.   

Author : G. Y. Jeong, K. Kim, S. R. Kang, J. J. Kim, J. Y. Min, J. J. Kim and T. K. Kwon

⑪  筋力のアンバランスを改善するためにSONIX全身振動を活用したエクササイズを

この研究では、WBVエクササイズが筋力のアンバランスを改善する効果を検証する。

17人の女性(22~23才。身長160.49㎝。体重49.8 kg。①「WBVグループ」10名、②「Control対象群」7名)が実験に参加。

被験者はWBV機器(SONIX)の上でスクワットを行った。
スクワット・エクササイズは、1セット15回。1日5セット。週3回。4週間行った。
筋力を評価するために膝関節のトルクを測定。
両足の筋力強化に、WBV装置を異なる強度に設定した。振動刺激は波長を25Hz、強度は利き足には1mm、反対足には4mm。

結果: ①「WBVグループ」は膝関節のトルク16.2%が、4週間後には5.2%と、著しく減少していたが、 ②「Contorol対象群」は、ピーク時トルク3.2%が、4週間後には5.9%に増えていた。

この結果は、WBVは筋力バランスのためのエクササイズとして利用できることを示している。

SONIX全身振動(WBV筋力のアンバランスを改善するエクササイズえる

出典: J. Korean Soc. Precis. Eng., Vol. 30, No. 3, pp. 1-2  
著者: Shin Bae Seo, Seung Rok Kang, Chang Ho Yu, Jin Young Min and Tae Kyu Kwon

⑫ 便秘に悩んでいる方にSONIX全身振動エクササイズは非常に効果的

この研究では、SONIX全身振動(WBV)エクササイズが、便秘と生体組織に与える効果について検証する。

結果:SONIX全身振動(WBVエクササイズは、便秘の改善に非常に効果的である。ウェスト・ヒップサイズの減少、排せつ時間の減少、排便後感の向上が見られた。

出典 Graduate School of Engineering Konkuk University   

著者 : Noh Jung Park

⑬ ストレス緩和に音波振動刺激は効果的

この研究では、音楽と振動音響刺激が人体のリラクゼーションに効果がある事を示している。

3人の男性、3人の女性、計6人に対して実験を行った。
「強いノイズ」「瞑想用の音楽」「アコースティック(電子増幅していない振動)音」による刺激を与え、その前と後の脳波図測定を全ての被験者に対して行った。
瞑想用音楽を20Hz~250Hzの間で発信。

結果:瞑想用音楽とアコースティックは、聞いている間もその後も継続的にα波を増やしており、人体のストレス緩和に良い影響を与えている事を確認した。

出典 Journal of the Korean Society for Power System Engineering Vol. 11 , No. 2   

著者 : Deok-Hong Moon

⑭  リラクゼーション、ストレス緩和、集中力向上に音波振動である 音楽は効果的

この研究では、人体に対する音楽や振動音響刺激による効果について検証した。

3人の被験者に対して実験は6回ずつ行われ、「振動を伴う音楽」と「振動の無い音楽」に対して脳波が測定された。

結果:音楽リラクゼーションとストレス緩和集中力に効果的であると分かった。「アコースティック(電子増幅していない振動)音による音楽」は「普通の音楽」に比べ、より効果的である。

「アコースティック(電子増幅していない)音楽」の効果に関する今後の実験は、病気治癒への活用の可能性がある。

出典 Journal of the Korean Society for Power System Engineering Vol. 11 , No. 2   

著者 : Deok-Hong Moon

⑮  腰部筋力強化、柔軟性の向上に SONIX全身振動は効果的

この研究では、リハビリテーション訓練における、WBV(全身振動)と、flexibilityエクササイズ両者の相乗効果について検証する。

リハビリテーション訓練を受けた事の無い男性15人、女性15人を対象に行った。
被験者は①「SONIX WBV(全身振動)flexibilityエクササイズグループ」と②「flexibilityエクササイズのみを行うグループ」に分けた。
実験は8週間行われ、体幹前屈曲、体幹後伸展をエクササイズの前後に行い、腰部トルクの変化を観察した。

結果:①「SONIX WBVグループ」では、体幹前屈曲、体幹後伸展に大きな変化が見られ、腰部トルクにも同様の大きな変化が見られた。
WBV(全身振動)は、筋肉線維に刺激を与える。そのため筋肉内で大きな興奮反応が発生し、それが筋肉エクササイズに大きな影響を与えている。

SONIX全身振動(WBVは腰部筋力を強化し柔軟性を向上させる
WBVとflexibilityエクササイズの組み合わせは、腰部損傷に対する「新しいリハビリテーション訓練」として活用できる。

出典: Journal of Rehabilitation Welfare Engineering & Assistive Technology   
著者: S. R. Kang, J. J. Kim, K. Kim, G. Y. Jeong, J. J. Kim and T. K. Kwon

⑯  筋肉疲労回復時間の短縮に SONIX全身振動は効果的

この研究では、SONIX全身振動(WBV)のエアロビクスにおける、筋肉疲労の回復効果を分析する。

12人の健康な成人が、 ランダムに割り当てられ「Wingate cycleテスト(WAnT)」を用いた「1週間インターバルのエアロビクス」後、①「WBVによる回復(VibTx)」、②「動的回復(DyTx)」、③「自然回復(StaTx) 」を調べる被験者となった。
血中乳酸塩濃度と、筋電図検査の中央周波数は、エクササイズの直前・直後と10分後、30分後に測定された。

血中乳酸塩濃度と、筋電図検査の中央周波数の値には、①「WBVによる回復(VibTx)」と②「動的回復(DyTx)」が、③「自然回復(StaTx) 」に対して大きな差異が見られた。 (p<.05)

「Wingate cycleテスト(WAnT)」後の血中乳酸塩濃度と筋電図検査の中央周波数は、VibTx 、DyTx において大きな差異は見られなかった。

結果: ①「SONIX全身振動(WBV)による回復(VibTx)」、②「動的回復(DyTx)」は、筋肉疲労回復時間を短縮するプロセスにおいて、 ③「自然回復(StaTx) 」 より効果的である。

出典 : Korean Journal of Sport Biomechanics 2008, Vol. 18   
著者 : Park, Dae-Sung

⑰  筋力強化・筋肉疲労回復に SONIX全身振動は有効

この研究では、テコンドー選手の筋力と筋肉疲労回復に対するWBV(全身振動)の効果を調査する。10人の男性大学選手がこの実験の被験者となった。

実験は、「1分のスピード・キックと1分の休憩」を続けて3セット行った。「①WBVを利用するグループ」と「②WBVを利用しないコントロールグループ(対象群)」に分けて実施。

「スピード・キック」数と血清乳酸脱水素酵素の数値を、筋力に対するWBV(全身振動)の効果分析の為に測定。
筋肉疲労の回復期(3, 5, 7, 10, 15分)における効果を分析する為、血中乳酸塩濃度を繰り返し測定した。グループ間の差異を確認する為、分散分析ANOVAで繰り返し測定された。

結果は以下の通り。
①「スピード・キック」数には大きな差異は見られなかったが、「①WBVを利用する実験グループ」では平均数が「3~4回」多かった。
②「①WBVを利用する実験グループ」では、血清乳酸脱水素酵素の値が非常に増えていた。
③血中乳酸塩濃度には、大きな差異は見られなかった。しかし「①WBVを利用する実験グループ」では血中乳酸塩の除去が「加速している」のが見られた。

結果:WBVはテコンドー選手の筋力強化ならびに筋肉疲労回復に有効なトレーニング方法である

出典 : Journal of coaching development   
著者: Rhim Yong-Taek. Kim, Jae-Deung(Korea Univ.) ‘Kwon, Hyung-Soo(Dankook Univ.)

⑱  老人性認知症の治療に SONIX全身振動は最も効果的

WBV(全身振動)エクササイズが、老人性認知症に及ぼす医学効果を示す。

30名の中程度の老人性認知症患者の身体機能・脳の動きを、10週間のWBVエクササイズを用いた「歩行エクササイズあり」と「歩行エクササイズ無し」プログラムの比較により検証した。

この実験で、WBVは老人性認知症の治療に最も効果的であることが、証明された。さらに、ウォーキング・エクササイズがβ波だけ現れるのに対して、このWBVを用いたエクササイズでは、α波・β波両方が現れる事でより効果的である事が判明した。

SONIX全身音波振動(WBV)エクササイズは、普通のウォーキングに比べて時間や労力が少なく、安全かつ簡単に実施する事ができる。

SONIX全身振動(WBVエクササイズは、規則正しいエクササイズを行う事がむつかしい老人性認知症患者最も適切と結論付ける事が出来る

最後に、今後も様々なパターン・期間でのWBVエクササイズに関する研究を続ける事が、この分野での知見を広めるために必要である。

出典 : Korea University    著者 : Park, Yun-Jin

⑲  急性・慢性の痛み 軽減にSONIX全身振動は即時効果

「痛と繊維筋痛に関する問診 (FIQ) 」スコアは、即時効果と4週間の長期間における効果を示している。
膝屈筋・伸筋の神経筋機能と歩き方が改善された。

SONIX全身振動(Whole body Vibration)は、急性・慢性痛みの軽減および痛みを抱える患者のQOLを向上させる。

出典 Clinical Kinesiology 66(1); Spring, 2012   

著者 : Meredith J.Barnes, Sionnadh M.McLean, and Junggi Hong

⑳ 運動後の痛み( 遅発性筋肉痛:DOMS)SONIX全身振動が最も値が減少した

この研究では「WBV(全身振動)効果の分析」と、「前腕屈筋に激しいエクササイズ」を行った後の「遅発性筋肉痛(Delayed onset muscle soreness: DOMS)」(激しい運動後、時間を置いて感じる疼痛)に対する、伝統的治療方法(超音波治療)との比較を行う。

21人の学生を次の3グループに分けて行った。①WBV、②超音波治療、③対象群。

「前腕屈筋エクササイズ・マシン」による激しいエクササイズの後、DOMS発症前と同じ指標で24時間後、48時間後、72時間後の数値を測定した。

「遅発性筋肉痛(DOMS)」レベルは、同じ間隔で測定した「痛覚計」と「VAS (Visual Analogue Scale)」で測定した。この数値はSPSS 12.00 Verで分析した。グループ間の比較分析は、分散分析ANOVAを用いて行った。

結果:痛覚計ではグループ間に大きな差異は、見られなかった。しかしVASでは(p<0.05)の差が見られた。
また各グループ、時間的経過において、(p<0.05)という著しい差異が見られた。
3つのグループにおいて最も「遅発性筋肉痛(DOMS)」値が減少したのは、WBVであった

出典 : Dept. Of Physical Therapy, College of Health Sciences, Korea University   
著者: Yu-sin Kim, Hee-sook Park, Eun-min Song, Bo-woon Yu, Yeon-kook Chung

㉑  多くの酸素摂取量を得るにはSONIX全身振動

音波振動を用いる「SONIX全身振動エクササイズ」は、周波数(Hz)には幅があるが、(使用中に)およそ35~50%の最大酸素摂取量が見られる。
これは時速4.5キロ~7キロで歩いた時と同じ量である。

出典: Korea Univ.   著者 : Yong-Taek Rhim

㉒  体脂肪を減少させ、筋力・骨密度・最大酸素摂取量・血流向上には SONIX全身振動が効果的

本来「全身振動(WBV)」は、骨粗鬆症患者のために開発され、骨密度向上の器具として2000年からヨーロッパで広く使用されるようになった。
最近では多くの研究者が「音波刺激全身運動(WBV)は、エクササイズ中の『エネルギー代謝』『血流』など、身体能力向上に様々な良い影響を与える」と報告している。

さらにWBVは、エクササイズの現場では、「従来のランニングやウェイトトレーニング」に比べて、「より安全で有用な手法である」と推奨されるようになってきた。
しかし韓国においては、WBVに関する科学的根拠となる情報は、まだあまりみられない。

今回、我々は「WBVの有酸素運動・無酸素運動での効果」を検証。また「新しいエクササイズ訓練の処方箋」として、インストラクターや選手たちに紹介されてきた、「WBVエクササイズに関する過去の研究」も見直してみた。

今までの研究と今回の結果を統合すると、WBVは筋力、骨密度最大酸素摂取量、血流向上に効果があり、WBVエクササイズは体脂肪の減少させると考えられる。

WBVに使用する「『振動のタイプ』『「振動数』の変化による効果」についての研究は不十分ではあるが、それでもWBVはスポーツ選手、インストラクター、エクササイズ・スペシャリストにとって、非常に有用な処方箋であり、訓練手法と言えよう。

出典: Korea Univ.   著者: Yong-Taek Rhim

  心臓血管系疾患へのリスク軽減に SONIX全身振動は効果的

トレーニングの後や休憩中に、レニン(腎臓で分泌されるタンパク分解酵素)は、 「SONIX全身振動(WBV)」使用グループでは、減少傾向が見られた。ANPはエアロビクスグループ、 「WBV」使用グループ共に増加傾向にあった。6週間のWBVトレーニングでは、血管拡張が促進された。

SONIX全身振動(WBV)トレーニングは、血圧や心臓血管の伸展性に効果的で、心臓血管系疾患へのリスクに良い影響を与える可能性があると考えられる。

出典 : Exercise Science (ES), 2009, vol.18, no.2, pp. 151-162 (12 pages)  著者: Youn-il Beak, Sang-Seok Nam, Sub Sunoo