一番つらい時に、つらい決断をすることについて

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先日、小学3年生と1年生の男の孫たちが、空手道場に行くのをやめたいと言い出しました。

道場で師範の言うことをちゃんときかず、いたずらばかりするのでそれぞれ黄色、青色の帯をもらっているのですが「当分の間罰として白帯をつけること」というペナルティをうけたことですっかり嫌になったようです。

みなさんは仕事や学校など社会で同じような目に遭ったらどうしますか?
「もういやになったから仕事(学校)には行かない」という考えになりますか?

私たち人間は弱いので、そのような気持ちになるのは当然だと思います。

私も中学1年生の時に全国大会に出るようなレベルの高い吹奏楽部でトランペットを吹いていましたが、へたくそで上達しなかったのでいつも先輩から頭をなぐられ、怒鳴りつけられるのがいやで「もうやめる」と夏休み前に決めました。
しかし、両親はそれを許さず、「一番大変な時にやめるのは簡単だ。しかしその選択をするとお前はこれからもずっと人生でつらい目にあうと逃げ出す人間になるだろう」と言われました。

「今、お前は人生の岐路に立っている。右に行けば、あしたからどなられなくて楽になる。でも何もできない人間になるだろう。左に行くと大変だけれどこれからの人生、どんなことでも我慢できる強い人間になれる」という両親の説教は私が忘れることのできない教訓となりました。

もちろん、私の人生はいつも全戦全勝というわけではありませんでした。
「逃げるが勝ち」ということも父からは習いましたから、そこはうまく使い分けて生きてきました。

小学3年生、1年生の孫たちにはまだむつかしかったかもしれませんが、「私は59年の人生から、簡単にあきらめる人がどんな人生をすごしてきたか、たくさん見てきた。会社でもすぐあきらめる人が成功できないことを見てきた。君たちが空手道場をやめるとどうなるか将来が見える。でも人生経験の少ない君たちにはそれが見えない。だから私の言うことを聞きなさい。『空手道場をやめる』という選択肢は君たちにはない。今は一番つらい時だからこの時に一番つらい決断をすることがこれからの人生の大きな力になる。きっと今夜のことを感謝してくれる時がくると思う。」と教えました。

それでも泣きながら「行きたくない」と言う2人をひとりずつ抱っこして車に乗せて道場へ行きました。
車に乗ると観念したのかちゃんと着替えて練習に入っていきました。

みなさんの人生も「今が一番つらい時」かもしれません。
しかしこの時に「一番つらい決断」をすることで、きっと道が見えてきます。
「なりたい自分のビジョン」をしっかり作ることで、自分が進むべき道が必ず見えてきます。
そうすれば「つらい決断」も「将来のためだから」と納得してすることができるのです。

 

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