「必要な回り道をしている」と考える

龍角散服薬ゼリー

2015年3月30日の朝日新聞の「あの人とこんな話」で「(株)龍角散 執行役員・開発本部長の福居篤子さん(50才)」の次のようなお話が載っていました。

彼女は最近テレビのCMなどでよく見かける「服用補助ゼリー」を開発してきた方です。薬を飲み込みにくくなった患者さん達が楽に飲めるように20年かけて開発されたもので、粉薬も錠剤も包み込むので、のどにひっつきにくく飲み下せるそうです。

製品化して会社に貢献したのに、その後彼女は思いもよらない「まわりの人から心配され励まされる」ような部署へ異動されてしまいます。

私たちもこのような目にあうことがあります。そして「どうして自分はがんばっているのに認めてもらえないのか?」「どうしてこのような目にあうのだろう?」と感じることもあるでしょう。
やけになり「自分を認めてくれないのなら会社を辞める」と考える人もいるかもしれません。

しかし、このような時こそ「自分は何になりたいのか?」「何をなしとげたいのか?」を思い出す必要があります。

彼女の場合、臨床薬剤師として薬剤の研究を通して何かを成し遂げるといういビジョンをしっかり持っていたのでしょう。次のように行動しました。

  • 定時で帰ることができるようになったので、平日は英会話を習い始めた。
  • 土日は名古屋の大学院に通って製剤の研究に打ち込み、博士号をとった。

なかなかできることではありませんが、彼女は「何事も無駄じゃない、必要な回り道をしているだけ」と言います。

私たちもどんな時でも自分の置かれている環境と「自分のビジョン」をよく見つめて「必要な回り道をしている」と考えると、きっとビジョンにぶれない道を歩むことができるでしょう。

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