じゃあ、どうしてみんなが金メダルを取れないの?

「なりたい自分の姿」を想像していれば、Competencyが目覚め、そのビジョンが実現できるような仕事を見つけてくれる、とお話しすると必ず「じゃあ、歌手になりたいと私が思ったらそうなれるんですか?私はひどい音痴ですけど」と質問する人がいます。

これはとてもよい質問です。なぜならこの質問をする人は、真剣に自分の人生について考えているからです。

この人は「それができるのならサッカー少年はみんなセリアAでプレーできるし、オリンピック選手は全員金メダルがとれることになります」と聞いてきます。その通りなのです。理論上はそうなってしまいます。しかし現実にはそうならないのです。

それは「各自が異なる能力Competencyを持って生まれている」からなのです。つまり、全ての人が歌手、プロサッカー選手になれるわけではないのです。

「なりたい仕事」を先に決めてそこへ突き進む人もたくさんいます。そして何人かはそれで成功します。では成功できなかった人は努力が足りなかったのでしょうか?そういう人もいるでしょう。しかし、その世界で成功するためには特別な才能が必要なことは事実です。成功しなかった人は、それに必要なCompetencyを備えていなかったと言うことなのです。

では、「歌手になりたいのになれなかった人」はどうしてなのでしょうか?

その人はどうして歌手になりたいと思ったのでしょう?「お金持ちになりたい」という望みもあったのかもしれませんが、「自分の歌声でみんなを幸せな気持ちにしてあげたい」というのが最初の思いではないでしょうか?セリエAで活躍するサッカー選手になりたいと望んだ人はやはり「本田選手のように億万長者になりたい」「ちやほやされたい」という望みもあったでしょう。しかし最初の思いは「自分のプレーを見るひとを元気づけたい」というものではなかったでしょうか?

その道で成功しなかった人は、その他大勢の中から抜け出す能力Competencyがなかったのでしょう。しかし、そこそこの才能はあったのならその才能を使って別の形で人を幸せに、元気づけることはできるのではないでしょうか?

つまり「自分のなりたい姿」は、紅白歌合戦に出られなくてもセリエAで成功しなくてもできるのではないでしょうか?

望んだ仕事で成功できなかったとしても「本当に自分のなりたい姿」を自分の成功のイメージとして忘れなければ、別の方法で必ず成功できるようにその目覚めたCompetencyが情報を集めてくれます。

私はこのことから「仕事をベースにしたビジョン」ではなく「人生をベースにしたビジョン」を先に作るようお勧めしています。そうすれば、「自分の望んだ仕事で成功できなかった」と挫折感を味わうことなく、成功感、達成感を得ることができます。

しかし、既に仕事を決めてしまった人については上記のような考え方で新たなCompetencyを見出せば必ず成功できます。

それを信じて次の道をめざしましょう。

 

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