立花隆氏「知的欲求がその人の本質部分を作っていく」

19年前、私が40才の時に読んだ面白い本をご紹介します。ジャーナリストの立花隆さんの書かれた「ぼくはこんな本を読んできた」(文芸春秋社)です。

僕はこんな本を読んできた

立花さんと言えば、ものすごい知識の量をお持ちで、専門ではないことでも専門家と議論できる方です。
どうしてそのようなことができるのかというと、「それはもう真面目に勉強するしかないですよ。まず最初は本屋に行って、参考図書をドサッと買って、それをひたすら読んでいくわけです」のだそうです。

彼の読書量は当然はんぱではなく、「知的欲レベル」が非常に高くないと為し得ないことでしょう。
立花さんの説明では、「人間には学習したことを自動的に出力できるシステム」があるそうです。たとえばお箸の使い方、車の運転など一度学習するといちいちどのように手を動かしたらよいか考えません。体が自動化されていきます。
このように人間はどんどん新しいことを学習して、それを「小脳の自動化部分」にしまいこんだらまた次の学習へ意識を向けていく、のだそうです。

ところが知的欲求レベルの低い人は、現状に満足してすぐに学習意欲を失い、「新しいことはもう学ぶ必要はない」と、もっぱら肉体的快楽、たとえばおいしいものを食べて、お酒を飲んで、テレビを見て笑うというい生活に満足するようになるそうです。30代になるとこのようになってしまう人が、多いとのこと。

逆に知的欲求レベルの高い人は、あるものが自動化されると、「次はこれ、次はこれ」と別のことをどんどん学習していきます。
「人間の知的欲求というものは、その人間の本質部分を作っていく」というのが立花さんのこの部分のまとめです。

私はこのプログラムで、「常にビジョンをもってその実現に必要なコンピテンシーを目覚めさせ、必要な情報を集め、なすべきことを知り学んでいきましょう」と提案しています。特にそのためにテキストの中で「本を読むこと」について書いています。
これはまさに立花さんがおっしゃっていることと同じです。
知的な欲求が自身の成長、人生での成功には必要です。現状に満足している人にはこのプログラムは効果はありません。

私は、「文章読解力を高め、他人の人生を追体験する」という記事をこのサイトの中で書いています。
本をたくさんよむことで、多くの他人の経験を自分のものにすることができます。そしてそれらを立花さんの言われるように自動化してしまえば、さまざまなトラブルや危機にあって、活用することができます。

現在ビジョンをまだ作れていない人は、他人の経験談から自分のコンピテンシーを目覚めさせることもできます。ぜひ本をたくさん読んでみて下さい。

 

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